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健大高崎、さあ春夏連覇だ センバツⅤ腕・石垣が甲子園「導いてやる」”元気”な直球150キロ超連発力投

スポーツ報知 / 2024年7月28日 6時10分

9年ぶりに夏の甲子園出場を決め、歓喜する健大高崎ナイン(カメラ・宮崎 亮太)

◆第106回全国高校野球選手権群馬大会▽準決勝 健大高崎9―8前橋育英=延長10回タイブレーク=(25日・上毛新聞敷島)

 全国16地区で決勝が行われ、代表校が決まった。群馬では、今春センバツVの健大高崎が前橋商に勝利し、9年ぶり4度目の出場を決めた。

 初回、マウンドに上がった健大高崎の石垣元気投手(2年)は、センバツの決勝、先発した報徳学園戦を思い返していた。「いつもより少し力を抜いて、テンポ良く…」。8回2失点で初の全国制覇に導いた「背番号10」の心には、経験に基づく余裕があった。

 力感なく投げても、ボールに強さがある。これが、石垣の成長だ。自己最速にあと1キロと迫る153キロをマーク。6回4安打1失点に抑え、8三振を奪った。「『自分が甲子園に導いてやる』という気持ちでした。ストレートが一番良かったです」。7回以降は「背番号1」の佐藤龍月投手(2年)が締めた。

 “地元”前橋商への大声援にも動じることはなかった。「報徳学園の大応援を経験していますから」。前橋商が、4回途中からプロ注目の193センチ右腕・清水大暉投手(3年)を投入すると盛り上がりが増したが、それを冷ますように5回に151キロの直球で2者連続三振。「負けたくなかったので、スイッチが入りました」。プロのスカウトからは「今の3年生で、これだけの直球を投げる投手は少ない」という声も上がった。

 今春センバツで、大会最速の150キロをマークした右腕は「155キロを投げたい」と甲子園での目標を掲げた。18年、大阪桐蔭以来9度目(8校目)の春夏連覇へ向け、大会期間中の8月16日に誕生日を迎える。「そこまで勝ち進んで、甲子園で祝ってもらえたら」。名前の通り「元気」な笑顔を見せた。(浜木 俊介)

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