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【ヤクルト】高津臣吾監督、難敵・森下からV打の36歳に賛辞「1打席で生きている男。本当にいい仕事をしてくれた」

スポーツ報知 / 2024年7月27日 22時22分

ファンの声援に応える高津臣吾監督(カメラ・清水 武)

◆JERAセ・リーグ ヤクルト―広島(27日・神宮)

  ヤクルトは投打がかみ合い、後半戦初白星を挙げた。高橋奎二投手が7回無失点の好投を見せれば、7回に代打・川端慎吾内野手が今季初の決勝打を放ち、広島戦の連敗を6で止めた。

 0―0の7回1死満塁の絶好機。「代打・川端」がコールされると、ヤクルトファンが陣取る右翼席のボルテージが一気に上がった。

 「正直めちゃくちゃ緊張していましたね。満塁の勝敗を左右する場面だったのですごい緊張したんですけど、逆にすごい開き直って打席に入れたので、すごく集中して冷静にきょうは打席に入れました」

 難敵・森下の直球を捉えた打球はライナーで一塁手・坂倉のミットをはじき、右前に転がった。二者が生還。一塁上で右拳をぐっと握った打のヒーローは「打った瞬間取られるかなと思ったんですけど、何とか抜けてくれてよかったです」と喜びをかみ締めた。

 高津臣吾監督は「彼は1打席で生きている男。本当いい仕事してくれたと思います」とベテランの働きぶりに賛辞の言葉を贈った。

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