1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

大谷翔平、息子の看病で離脱のフリーマンへ「勝ってこちら側から『大丈夫だよ』と」 同僚のために誓う活躍

スポーツ報知 / 2024年7月28日 12時2分

◆米大リーグ アストロズ7x―6ドジャース(27日、米テキサス州ヒューストン=ミニッツメイドパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が27日(日本時間28日)、敵地・アストロズ戦に「1番・DH」で先発出場し、2試合ぶりの32号ソロを含む3打数2安打2打点2四球1盗塁と打って走っての大活躍。チームは最大5点リードをひっくり返され、まさかの連敗を喫したが、圧倒的な存在感を示した。

 前日26日(同27日)の同戦からはフリーマンが病気の息子の看病のため、緊急離脱。この日、家族に何かがあった際の「ファミリー・エマージェンシー」に登録された。今カード中の復帰の可能性はなく、ベッツも左手骨折で長期離脱しているため、残る“MVPトリオ”は大谷だけとなった。普段以上に厳しいマークが敷かれる中で真価を発揮した男は試合後、フリーマンへの思いを語った。

 「フレディの離脱に関してはしょうがないというか、本当に今は何の心配もなく家族の元でサポートしてくれればなと思ってるので。そのためにもやっぱりチームが勝って、こちら側から『大丈夫だよ』というメッセージ(を送ること)が一番大事なので。僕らは現場でまだまだいっぱい勝てるように、安心感を与えられるように頑張ればいいんじゃないかなと思います」

 この日のアストロズ先発は4月1日(同2日)の本拠地・ブルージェイズ戦で今季メジャー初の無安打無得点を達成したロネル・ブランコ投手(30)だった。1点リードの3回先頭の第2打席。4球目の92マイル(約148キロ)直球を完璧に捉えると、大谷は仁王立ち。2試合ぶりの32号ソロが右翼2階席の最上段まで飛んでいった。打球速度118・7マイル(約191キロ)は今年4月23日(同24日)の敵地・ナショナルズ戦で放った6号ソロと並んで、本塁打では自己最速タイ。飛距離443フィート(約135メートル)、打球角度29度の“超高速特大弾”に「打った感覚は今までの中でもトップじゃないかなというぐらい、全部が良かった」と胸を張った。

 6回1死一、二塁の第4打席では3番手右腕・ダビンから左前適時打。3試合連続のマルチ安打でリーグトップの打率を3割1分8厘に上昇させ、打点でも同トップのオズナ(ブレーブス)に6差とした。この日の試合前には、本塁打王争いではリーグ2位のオズナが敵地・メッツ戦で30号ソロ。一時は1本差まで迫られていたが、2本差に再び引き離した。

 さらに大谷は、8回2死の第5打席で5番手の変則右腕・スコットから四球で出塁。この日2つ目の四球を選ぶと、直後に二盗を決め、2試合連続の今季26盗塁目。エンゼルス時代の21年の自己最多に並び、30盗塁が目前に迫ってきた。日本人初の3冠王だけではなく、同初となる打率3割、30本塁打、30盗塁の「トリプルスリー」、メジャー史上6人目となる40本塁打、40盗塁の「40―40」など夢は膨らむばかりだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください