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【高校野球】大阪桐蔭の森陽樹が15K1失点完投 2年生の151キロ右腕が2年ぶり出場導く「日本一に」

スポーツ報知 / 2024年7月28日 12時33分

甲子園出場を決め、マウンドに駆け寄る大阪桐蔭ナイン(カメラ・谷口 健二)

◆第106回全国高校野球選手権大阪大会▽決勝 大阪桐蔭3―1東海大大阪仰星(28日・大阪シティ信用金庫スタジアム)

 大阪桐蔭が2年ぶり13度目の出場を決めた。2年生の最速151キロ右腕・森陽樹が15三振を奪い、1失点で完投した。「本当にうれしい気持ちでいっぱいです。春センバツで悔しい負け方して、そこからやってきたので。絶対勝つという強い気持ちを持って、63人全員で勝って日本一になりたいと思います」と、6年ぶりのV奪回を誓った。西谷浩一監督は「完投するという気持ちは全くなく、いけるところまで飛ばしていけと言っていました。いつも以上の表情で投げていましたので、最後まで託そうと思いました」と、最速151キロ右腕を称賛。「毎日、毎日、日本一ということを子どもたちと話しながらやってきています。ただ、最初から日本一を見て、勝てるほど大阪は甘くありません。今日で大阪の代表にならせていただきましたので、本気の本気で日本一を目指して大阪に優勝旗を持って帰りたいと思っています」と、声を張り上げた。

 大阪桐蔭は2回、1死三塁から内山彰梧一塁手(3年)の二ゴロで生還した。5回は2死二塁から吉田翔輝中堅手(3年)の左中間適時打で加点した。7回は2死一、二塁から宮本楽久遊撃手(2年)の右前適時打で1点を加えた。

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