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【レパードS・ヤマタケの特注馬】古馬相手に厳しい展開の前走は度外視 ブルーサンが先行有利の新潟で復活する

スポーツ報知 / 2024年7月29日 11時45分

古馬相手の重賞を経験したブルーサン

◆第16回レパードS・G3(8月4日、新潟競馬場・ダート1800メートル)

 先週は初の新潟出張。現地でアイビスSDを始めとするレースを見てきたが、印象的だったのが芝もダートも圧倒的に先行有利だったこと。とにかく、前が止まらない。このレースも過去10年の逃げ馬の成績を調べてみると、【2・3・2・3】で複勝率は7割。先行馬を積極的に狙いたい。

 ブルーサン(牡3歳、栗東・川村禎彦、父モーニン)の前走、プロキオンSは13番枠から積極的に手綱を押し、主導権を握ったものの、番手を追走した「砂の新怪物候補」ヤマニンウルスの格好の目標になった。早めの進出に対応できず、ズルズルと後退しての14着大敗だったが、結果的にも差し競馬となる厳しい展開。度外視できる。

 そもそも、プロキオンSに3歳馬で挑戦したのは過去10年で2頭のみ。この時期に早々と古馬重賞に挑戦するのは非常にレアケースだ。古馬の一線級にもまれた「経験」が、再び3歳馬同士となった今回は大きくモノを言うはず。舞台替わりも追い風に一変があってもいい。(山本 武志)

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