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【クイーンS】直線豪脚ボンドガール頭差2着 武豊騎手“51キロ”実らずも「あと2歩ぐらい」

スポーツ報知 / 2024年7月28日 16時41分

2着のボンドガール(白帽)(カメラ・高橋 由二)

◆第72回クイーンS・G3(7月28日、札幌・芝1800メートル、稍重)

 3歳以上の牝馬による重賞は14頭によって争われ、丹内祐次騎手が騎乗した単勝5番人気のコガネノソラ(牝3歳、美浦・菊沢隆徳厩舎、父ゴールドシップ)が制した。先団を見る5、6番手の外目につけると、勝負どころの3コーナー過ぎから進出。直線はゴール寸前で前をとらえ、後続の追い上げもぎりぎりしのぎきった。前走のオークス12着から巻き返し、重賞初制覇を果たした。同レースが3歳以上の競走となった2000年以降、3歳馬による制覇は昨年のドゥーラに続く2年連続7頭目。

 後方からレースを進め、直線は縫うように進路を探しながらグイグイ伸びた2番人気のボンドガール(武豊騎手)は頭差及ばず2着。武豊騎手は11年ぶりにJRA重賞で負担重量51キロの馬に騎乗したが、あと一歩届かなかった。3着は7番人気のアルジーヌ(藤岡佑介騎手)が入った。勝ち時計は1分47秒4。

 武豊騎手(ボンドガール=2着)「惜しかった。思ったよりかかっていかなかったので、ためてゆっくり乗りました。最後はスペースがあって、いい伸びでした。あと2歩ぐらい。惜しかった。でもこういう競馬ができたのは大きい。距離にもめどが立ったし、収穫はありましたね」

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