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【クイーンS】最後に脚いろにぶりスタニングローズ6着 北村友一騎手「斤量差があったかな」

スポーツ報知 / 2024年7月28日 16時54分

北村友一騎手騎乗のスタニングローズは6着(カメラ・高橋 由二)

◆第72回クイーンS・G3(7月28日、札幌・芝1800メートル、稍重)

 3歳以上の牝馬による重賞は14頭によって争われ、丹内祐次騎手が騎乗した単勝5番人気のコガネノソラ(牝3歳、美浦・菊沢隆徳厩舎、父ゴールドシップ)が制した。先団を見る5、6番手の外目につけると、勝負どころの3コーナー過ぎから進出。直線はゴール寸前で前をとらえ、後続の追い上げもぎりぎりしのぎきった。前走のオークス12着から巻き返し、重賞初制覇を果たした。同レースが3歳以上の競走となった2000年以降、3歳馬による制覇は昨年のドゥーラに続く2年連続7頭目。

 2着に2番人気のボンドガール(武豊騎手)、3着は7番人気のアルジーヌ(藤岡佑介騎手)が入った。道中3、4番手から直線は2番手から前に迫ったスタニングローズは最後に脚いろがにぶり6着。勝ち時計は1分47秒4。

 北村友一騎手(スタニングローズ=6着)「スタートからポジションを取ろうとは思っていませんでしたが、出して自然と二の脚がついて、好位のベストポジションかなというところを取れました。リズムよく競馬できたし、4コーナーから直線に行くときはいい形でしたが、直線は斤量差があったかなと思います。馬は上手に走ってくれました」

 西村淳也騎手(イフェイオン=7着)「ゲートの中が激しく、興奮していて、うまく出せなかったです。勝ち馬の後ろでリズムよく運び、ハミをかみすぎるところはありましたが、4コーナーでおっというところはありました。1回使ってガス抜きができれば、次は楽しみです」

 高杉吏麒騎手(モズゴールドバレル=8着)「勝負所まではいい感じでしたが、4コーナーで消極的に乗ってしまって、もったいなかったです。せっかく乗せていただいたのに、申し訳ないです」

 佐々木大輔騎手(ラリュエル=9着)「3、4コーナーで馬場が渋っていたところを通って、脚いろが悪くなりました。もう少しいい馬場なら違ったと思うんですが…」

 池添謙一騎手(エリカヴィータ=11着)「テンに行きたかったけど行き脚がつかず、じりじりという形でした。最後までそんな感じでしたね。展開の助けが必要なのではと思います」

 武藤雅騎手(モリアーナ=12着)「外枠で終始外を回る形でした。スタート次第では前めを取ることを考えていましたが、馬の気持ちが乗っていかなかったので、あの形になりました。思い切って豊さんの後ろを取るなど、そういう競馬にシフトできれば良かったです。1コーナーで力むところがあり、馬にはつらい思いをさせてしまいました」

 黛弘人騎手(キタウイング=13着)「今までと違うレースというイメージで、と話をいただいていたので、中団につけて向こう正面からじわっと行こうと考えていました。3、4コーナーで両前を落鉄して、苦しくなってしまいましたね」

 横山和生騎手(ウインピクシス=14着)「止めかけで歩様が悪かったので、何もなければいいのですが…」

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