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【パリ五輪】バレーボール 男子に続き女子も初戦黒星…世界4位・ポーランドに屈す 古賀「ミスが多かったかなと思います」

スポーツ報知 / 2024年7月28日 21時51分

第3セット、得点を許し悔しがる日本代表の選手たち(3番は古賀紗理那)(カメラ・小林 泰斗)

◆パリ五輪 第3日 ▽バレーボール女子1次リーグ 日本1ー3ポーランド(28日、パリ南アリーナ)

 【パリ(28日)=宮下京香】女子1次リーグB組初戦が行われ、世界ランク7位の日本は、同4位のポーランドに敗れた。27日にドイツにフルセットで屈した日本男子に続き、黒星スタートとなった。

 日本は第1セットから古賀紗理那(NEC)のバックアタックが炸裂。優位に試合を進め、第1セットを25―20で奪った。第2セットは18―18まで一進一退だったが、そこから連続でポイントを落としてリードを広げられ、22―25で落とした。第3セットも23-25で落とした。そして第4セット、序盤はリードしたが追いつかれる展開。その後は1点差で推移したがリードを3点差まで広げられると日本はタイムアウト。宮部のブロックなどで食い下がり、古賀のブロックで24―24とジュースに持ち込んだが、最後はサービスエースを許して26―28でセットを落とし、セット数1―3で敗れた。

 古賀紗理那「私たちのつなぐミスが多かったかなと思います。私の打数が増えるのは、やっぱり苦しい展開の時なので、そこでしっかり終盤しっかり決めきれてなかったのも、今日の敗因かなと思いますし。シャット本数も多かったのも敗因ですし、フォローができなかったのも」

 25年ぶりの1次リーグ敗退に終わった前回の東京五輪後、12年ロンドン五輪銅メダル監督の真鍋政義氏が、再び就任した。昨秋の五輪予選では、切符が懸かったトルコ、ブラジル戦で連敗し、出場権を逃した。パリに向けた今季は、国内のVリーグが例年より1か月ほど早くシーズンが終わり、まずはネーションズリーグ(NL)1次リーグ後の世界ランクに基づいて決まる五輪出場権を目指してスタートした。

 NLでは開幕の当時世界ランク1位のトルコ、アジアのライバル・中国も破り、最終第3週の福岡大会で、04年アテネ大会から6大会連続の五輪切符を確定させた。NL決勝大会では準決勝で五輪1次リーグでも当たる世界ランク1位のブラジルを3―2で倒すなど快進撃。決勝で同2位のイタリアに屈したが、男子と並んで初の銀メダルを獲得。主将の古賀は「パリでメダルを取ると自信を持って、胸張って言いたい」と決意。NL終了後、チームは目標を引き上げ、パリでは3大会ぶりの表彰台に照準を合わせた。

 また、フランス・ビシーでの事前合宿に出発する前日の9日には、古賀がパリ五輪限りで引退することを表明した。8歳から20年間続けてきた競技生活を締める主将は「私はこの競技が本当に好き。感謝を込めてプレーしたい」と思いを語った。バレー界では、初めて男子代表の夫・西田有志(大阪ブルテオン)との夫婦同時出場を果たした。男女ともに敗戦スタートとなったが、まずは2大会ぶりの1次リーグ突破へ、第2戦の日本時間8月1日午後8時のブラジル戦へ「最大集中」する。

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