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3年連続奪三振王に球宴8連続奪三振…記録にも記憶にも残る元祖・怪物

スポーツ報知 / 2024年7月29日 6時5分

 創立90周年を迎えた巨人。巨人での出場試合が多い野手、投手を中心に記録にも記憶にも残る歴代の「偉人」を紹介します。第64回は江川卓。

 * * * * *

 元祖・怪物といえば江川卓だ。

 1955年5月25日、福島県生まれ。作新学院時代、公式戦でノーヒットノーラン、完全試合を連発した。3年時の73年センバツでは、8者連続を含む大会60奪三振(現在も日本記録)。法大でも六大学連盟記録の17完封を挙げるなど、怪物の名を欲しいままにして、79年に小林繁とのトレードで阪神から入団した。

 球種は2つだけだったが、スピンが効いた伸びのあるストレートと大きく鋭いカーブを武器に80年、16勝を挙げ最多勝、「219」で最多奪三振。翌81年も20勝を挙げタイトルを総なめにしMVPを獲得。日本ハムとの日本シリーズでは3試合に先発し、完投で2勝、胴上げ投手になった。奪三振王は82年もゲットし3年連続。80年から87年まで西本聖と交代で4度、開幕投手を務めた。また84年の球宴第3戦では8連続奪三振をマークした。

 83年ごろから右肩痛を発症。87年9月20日の広島戦で小早川毅彦にサヨナラ本塁打を打たれたが、右肩が限界になっていたとして、日本シリーズ終了後に現役引退となった。

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