1年ぶりの“リベンジマッチ”は亀田京之介が3―0判定勝ち 乱闘騒ぎの中川麦茶と決着
スポーツ報知 / 2024年7月28日 18時52分
◆プロボクシング▽契約体重58・0キロ以下8回戦 亀田京之介(判定3-0)中川麦茶(28日・滋賀ダイハツアリーナ)
WBOアジアパシフィックフェザー級(57・1キロ以下)4位、東洋太平洋同級8位、日本同級5位の亀田京之介(TMK)と、東洋太平洋スーパーバンタム級(55・3キロ以下)5位、日本同級6位の中川麦茶(ミツキ)が1年ぶりに対戦し、亀田3兄弟のいとこ・京之介が77―75、78―74、79―73の3―0の判定勝ちを収めた。
1回から激しい打ち合いを見せた2人だが、2回は京之介が右ストレートをヒットさせてリズムをつかみ、攻め込んだ。両者一歩も譲らず迎えた5回には打ち合いを楽しむように笑いながら戦う姿も。ボディーを攻めながら、リーチを生かしたパンチを繰り出す京之介に対して、ジャブを確実に当て、手数を出す麦茶。最終8回はお互い手を止めることなくパンチを出し続け、観客を沸かせたが、KO決着はなかった。
昨年8月11日(エディオンアリーナ大阪)は乱打戦のなかドロー。「塩試合」に不完全燃焼だった2人のリベンジマッチとなった。前日計量では麦茶が京之介を挑発。首元をつかみ怒りをあらわにした京之介は会見を途中退席した。この日は、試合前の選手紹介でもリングに上がった麦茶が京之介をあおり、激しい乱闘に。お互い抑え込まれながら、リングを後にした。「ボッコボコに殴り合う」、「倒れるまで殴り合う」とKO宣言していた2人だが、判定の末、京之介が乱打戦を制した。
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