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「負ければ引退」公言の朝倉未来が平本蓮に1回TKO負け…ラストマンスタンディング戦

スポーツ報知 / 2024年7月28日 22時17分

朝倉未来(左)をTKOで破った平本蓮(C)RIZIN FF

◆超RIZIN.3 ▽第11試合 MMA特別ルール(66キロ) 〇平本蓮(1回2分18秒 TKO)朝倉未来●(28日・さいたまスーパーアリーナ)

 超RIZINのメインイベントは、元K―1ファイターの平本蓮(剛毅會)が、「負ければ引退」を公言していた”路上の伝説”朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)との因縁マッチで1回TKO勝ち。この試合のために特別に作られたLMS(ラストマンスタンディング)のベルトを勝ち取った。

 じりじりと距離が縮まると平本は、朝倉の右ストレートに左フックをカウンターで合わせ、ぐらついたところに、さらに打撃をまとめる。相手が下がりながら放った右フックを冷静に見きわめて空振りさせると、渾身の左ストレートでダウンを奪う。最後はパウンドをまとめ、朝倉の力が抜けた所で、レフェリーが止めに入った。

 平本は試合後のインタビューで「なんもいえねぇ。練習してきた技が見事にはまった。やってきたことに間違いはなかった。やってきてよかった。1ラウンドから勝負だと思ってた。勝負の瞬間が絶対生まれるので、しっかり決められてよかった。RIZINチャンピオンになったんですけど、別のベルトがあるみたいなのでとりに行きたいと思います」と喜びを語った。朝倉に対しては「引退しないで」とコメントした。

 ◆平本 蓮(ひらもと・れん) 1998年6月27日、東京都生まれ。14年11月K―1甲子園2014 -65kgの決勝戦で佐野天馬を破り、高校1年生で優勝。15年にプロデビュー。K―1、Krushのリングで活躍し、17年にはK―1ライト級世界トーナメントに出場。準決勝でゴンナパー・ウィラサクレックを破る大金星を挙げ、準優勝に輝いた。そして18年には、これまで日本人相手に無類の強さを誇っていたゲーオ・ウィラサクレックと対戦。二度のダウンを奪い、日本人初となるゲーオからKO勝利。20年大みそかのRIZIN.26で萩原京平戦でMMAデビューも黒星。22年7月の沖縄大会で鈴木博昭からMMA初勝利を掴んだ。

 ◆朝倉 未来(あさくら・みくる) 1992年7月15日、愛知県生まれ。12年にDEEPで総合格闘技デビュー。13年からはTHE OUTSIDERへ参戦。15年に65-70キロ級王座、60-65キロ級王者を獲得し、THE OUTSIDER史上初の二階級制覇の快挙を果たした。17年3月に韓国のROAD FCで海外初挑戦。18年8月にRIZIN初参戦。元UFCファイター・日沖発、リオン武、ルイス・グスタボ、矢地祐介らを破っている。20年11月のRIZIN.25で修斗王者の斎藤裕とRIZINフェザー級タイトルマッチで対戦も敗戦し王座戴冠ならず。21年6月の東京ドーム大会ではフェザー級国内最強と呼ばれるクレベル・コイケと対戦。2回に引き込みからの三角絞めで一本負けを喫した。21年大晦日で斎藤裕と約1年振りに再戦しリベンジを果たした。22年9月の超RIZINではフロイド・メイウェザーとも対戦。23年7月の超RIZIN.2でヴガール・ケラモフとのタイトルマッチに挑むも、リアネイキッドチョークで一本負けを喫した。

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