【レパードＳ・西山の特注馬】まだ底をみせていないソニックスターが有力

スタートセンスが抜群なソニックスター

◆第１６回レパードＳ・Ｇ３（８月４日、新潟競馬場・ダート１８００メートル）

　ソニックスター（牡３歳、美浦・木村哲也厩舎、父イントゥミスチーフ）は阪神でのダート１８００メートル戦で新馬勝ち。２戦目のカトレア賞は外からかぶせられて行きっぷりが悪くなり１１着と大敗したが、今年１月の１勝クラスを好位からリズム良く運んで快勝すると、前走の青竜Ｓ・オープンも好スタートから３番手を確保して押し切った。

　前めで運んだ馬が有利な新潟での重賞だけに、スタートセンスの良さは強力な武器。残り１週間、暑さにこたえることなく調整を進められれば、この馬から勝負するつもりだ。（西山　智昭）