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【広島】栗林良吏、今季初セーブ失敗で4敗目「自分の責任」 痛恨の逆転サヨナラ負けで首位・巨人に3差

スポーツ報知 / 2024年7月28日 22時15分

9回2死二、三塁、長岡秀樹に逆転サヨナラ二塁打を食らった栗林良吏(カメラ・清水 武)

◆JERAセ・リーグ ヤクルト5X―4広島(28日・神宮)

 広島は痛恨の逆転サヨナラ負けで、首位・巨人と3ゲーム差に広がった。1点リードの9回、栗林良吏投手が踏ん張れなかった。リーグ2位・27セーブの守護神は、今季初のセーブ失敗で4敗目。「みんなが頑張ってくれていた。普通に悔しい」と唇をかんだ。

 1点リードの9回、栗林は先頭の代打・川端に初球フォークを中前に運ばれた。続く山田にも3球目フォークを左前に。岩田にも初球フォークで犠打を決められ、2死二、三塁から最後は長岡にもフォークを左中間に運ばれた。「本当に一番、今日良かったのはフォークだったのかと考えたら(長岡の打席は)違う入りでも良かったのかなというのはある。それは自分の責任。(石原)貴規のリードに応えられなかった」と悔いの残る登板となった。

 長岡を迎えた場面、一塁は空いていたが、次打者は4安打の赤羽だった。「次のバッターも見て、初球からバットの届くところにいったというのは反省点」と振り返った。

 後半戦最初のカードで最下位ヤクルトに連敗で負け越し、3、4月以来の月間負け越しも決まった。「切り替えることはできない。切り替えて、というよりかは、やらないといけないことを。相手チームも変わる。そういう気持ちでやりたい」と守護神。チームは移動日を挟み、30日から約2週間ぶりに広島に戻って本拠マツダで6連戦に臨む。

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