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創立100年で初甲子園決めた石橋高の右腕・入江は昨夏の慶応Ⅴ腕と中学時にチームメート

スポーツ報知 / 2024年7月29日 5時41分

試合後、笑顔で優勝メダルを掲げる入江祥太(カメラ・宮崎 亮太)

◆第106回全国高校野球選手権 栃木大会▽決勝 石橋9―8国学院栃木(28日・エイジェックスタジアム)

 栃木では、創立100年を迎える県立校・石橋が5点差を逆転し、初出場を決めた。

 石橋・入江には頼もしい応援団がいた。中学時代、県央宇都宮ボーイズでチームメートだった慶応の加藤右悟主将と小宅(おやけ)雅己投手がスタンド観戦。加藤は「うらやましいのもありますし、入江を甲子園で見られるのがうれしい」と旧友の快挙を喜んだ。

 慶応は神奈川大会5回戦で敗退し、2年連続全国制覇の夢がついえた。3人のグループLINEには「決勝に行ったら見に行くよ」と連絡を入れていたという。昨夏の甲子園V腕・小宅は「今日みたいに笑顔で楽しんでやってくれれば、結果もきっとついてくる」と太鼓判。試合後、2人から祝福を受けた入江は「(将来は)またあいつらと一緒に野球がしたいですね」と夢も明かした。(竹内 夏紀)

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