【巨人】 坂本勇人が１軍復帰後初マルチ＆初長打 阿部監督「必死にもがいているのはみんな分かっている」

８回２死、坂本勇人は二塁打を放つ（カメラ・堺　恒志）

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　ＤｅＮＡ０―６巨人（２８日・横浜）

　巨人・坂本勇人内野手が１軍復帰後初マルチ＆初長打を記録した。

　２試合ぶりにスタメン出場。両チーム無得点の５回１死で、１ストライクからケイの投じた内角高め直球をコンパクトに振り抜き、中前へと運んだ。５点リードの８回２死では中越えの二塁打。長打は６月１６日の日本ハム戦（エスコン）以来で、７月１２日に１軍へ復帰してから初だった。マルチ安打も復帰後初で、６月４日のロッテ戦（東京Ｄ）以来。背番号６は「継続して打てるように」と、表情を引き締めた。

　阿部監督は「（坂本の調子は）良くないけど、必死にもがいているのはみんな分かっている。その中で、２本打つんですからね」と目を細めた。