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【パリ五輪】体操女子、5大会連続の団体決勝へ好発進 辞退・宮田笙子のヘアピンつけ心一つ オーダーミスも乗り越える

スポーツ報知 / 2024年7月29日 0時37分

◆パリ五輪 第3日 ▽体操女子 予選(28日、ベルシー・アリーナ)

 女子予選が行われ、日本は団体合計162・196点で、3組を終わって7チーム中暫定4位につけた。目標だった160点台を大きく上回り、2021年東京五輪銅メダルの英国を抑え、出場12チーム中、上位8チームが進める決勝進出に前進した。

 五輪直前、思わぬ形で注目を浴びた体操女子。五輪代表選考会を兼ねた全日本&NHK杯で2冠を制したエースで主将だった宮田笙子(順大)の喫煙と飲酒が発覚し、出場を辞退。チームの柱だった選手が突如抜けた。

 本番は16歳の岸里奈(戸田市SC)、中村遥香(なんばク)、19歳の岡村真(相好ク)と牛奥小羽(日体大)と、他国より一人少ない4人で戦うことに。全員、事前合宿地のモナコで宮田からもらった赤と白のストーンがついたヘアピンをつけて大一番へ挑んだ。最初の段違い平行棒では、急きょ演技することになった牛奥がトップバッターに登場。次は3番予定だった岸の名前が急きょコールされたが、動じることなく演技を完遂。田中光強化本部長によると、宮田が抜けたことで、選手の演技順を何度も組み替え、オーダーミスが出たという。それでも一致団結し、ハプニングを乗り越えた日本女子。平均年齢17・5歳の若さと勢いで、堂々と演じ切った。

 田中強化本部長は「ここまで頑張れるとは正直。プレシャーもあるし、その中でもどこまで戦えるかなって思いもあった。ほんとすごい選手。みんなすごい」と称賛した。

 体操女子団体でのメダルは1964年東京大会の銅のみ。今回は60年ぶりの団体表彰台が懸かる。直近の団体成績は2012年ロンドン大会8位、2016年リオ大会4位、2021年東京大会では5位だった。

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