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【パリ五輪】17歳・平井瑞希は7位…自己ベストに届かず「全然自分の力を出し切れずに終わっちゃったな」

スポーツ報知 / 2024年7月29日 3時50分

平井瑞希

◆パリ五輪 第3日 ▽競泳 女子100メートルバタフライ決勝(28日、ラデファンス・アリーナ)

 女子100メートルバタフライ決勝が行われ、17歳の平井瑞希(ATSC.YW)が57秒19で7位。初出場の五輪で堂々の決勝進出を果たし力を示した。

 「スタート直後に頭に手が当たってしまったかわからないですけど、すごい失速してからはじまったのは全然自分の力を出し切れずに終わっちゃったなという感じです」と涙声で話した。

 日大藤沢高2年の平井は、昨年まで自己ベストは58秒台。1月の北島杯で57秒79、3月に57秒08と一気に飛躍すると、パリの代表選考会では日本女子2人目となる56秒台で優勝し五輪切符をつかんだ。6月の高校総体神奈川県予選では56秒33をマークし、池江璃花子(横浜ゴム)が持つ日本記録(56秒08)を視野に。パリに向けては「55秒6を出して表彰台」と、アジア新記録(55秒62)更新を目標に掲げていた。

 出身は愛知県。練習環境を求め、神奈川のアリーナつきみ野SCへ所属するため一家で神奈川に引っ越した。「家族の協力に感謝している。これからも自分の力を伸ばし続けられたら」と、家族の全力サポートを受けて五輪の夢をつかんだ。小学2年の時には、水泳雑誌の付録についていたポスターに目標を書いて貼っていた。武器のしなやかなキックに磨きをかけ、世界のトップの仲間入りを果たした。

 今大会、初出場ながら予選は2位通過、準決勝は7位と強心臓っぷりも発揮。涙をこらえながら「世界記録を目指していきたいので、ベストを更新し続けられるような選手になりたいです」と見据えた未来。伸びしろたっぷりの平井が、28年ロス五輪ではメダル争いを目指す。

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