シットキングス初主催フェスに、盟友の三浦大知出演「家族、戦友、兄弟、ライバル。とても大切な４人」

神奈川・横浜BUNTAIで初の主催フェスを行ったs**t kingz(左から)Oguri、shoji、三浦大知、kazuki、NOPPO

　４人組ダンスパフォーマンスグループ・ｓ＊＊ｔ　ｋｉｎｇｚ（シットキングス）が２８日、神奈川・横浜ＢＵＮＴＡＩで初の主催フェス「ｓ＊＊ｔ　ｋｉｎｇｚ　Ｆｅｓ　２０２４　ももたろう」を行い、２７日との２日間で１万人を熱狂させた。

　４時間半に及ぶ“ダンスの祭典”。盟友の三浦大知が姿を見せると、場内は一番の盛り上がりを見せた。

　シッキンは１０年ほど前、三浦のバックダンサーとしてツアーに帯同し、ミュージックビデオに出演。「１年を通して、ずっと一緒にいたぐらい」（ｋａｚｕｋｉ）だった。それぞれのフィールドで活躍を遂げた後も、２組はお互いを認め合い、高め合ってきた。

　今回のフェスの開催が決まり、４人が最初にオファーを出したのは三浦だった。「Ｕｎｌｏｃｋ」「Ｎｏ　Ｅｎｄ」でのコラボレーションが実現。三浦は「皆さんの熱気がすごいですね。シッキンが素晴らしいフェスを作ったということで、パフォーマンスができてうれしく思います」と感激。４人の存在について「家族、戦友、兄弟、ライバルでもあり、とても大切な４人です」と称した。

　三浦は、楽屋にｓ＊＊ｔ　ｋｉｎｇｚの直筆メッセージが書かれた手紙が置かれていたことも告白。「“大知と踊れてうれしいよ”“来てくれてありがとう”って書いてあるんだけど、（面と向かって）それを言わないわけ。（その姿に）キュンとなって。その手紙を抱きしめて帰りました」と明かすと、場内もホッコリとした雰囲気に包まれていた。

　この日はＣ＆Ｋ、Ｄａ―ｉＣＥ、パワーパフボーイズ、三浦大知、Ｋｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅの高橋海人、ガチャピン・ムックら１１組５７人が集結し、花を添えた。（加茂　伸太郎）