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“久保建英超え”男女通じて日本の五輪サッカー史上最年少弾 なでしこが19歳の劇的ゴールでブラジル撃破

スポーツ報知 / 2024年7月29日 3時45分

谷川萌々子

◆パリ五輪サッカー女子 ▽1次リーグ第2戦 日本2―1ブラジル(28日、パルク・デ・プランス競技場)

 なでしこジャパンは後半アディショナルタイムの2発でブラジルを2―1で撃破し、大会初勝利を挙げた。0―1で迎えた92分、途中出場の19歳MF谷川萌々子がPKを奪取し、主将のDF熊谷紗希が沈めて同点。96分に谷川が劇的なミドルシュートをたたき込み、勝ち点3をもぎ取った。

*  *  *

 なでしこの未来を担う19歳が、チームの窮地を救う大仕事をやってのけた。

 96年アトランタ五輪以来、28年ぶりの開幕2連敗が間近に迫っていた92分、谷川が果敢な仕掛けで相手のハンドを誘い、PKを獲得。熊谷が落ち着いて決め、試合を振り出しに戻した。

 ドラマは続く。96分、長谷川唯が相手DFラインに猛プレスをかけて相手のミスを誘い、奪ったボールを清家貴子が前線へ運ぶ。ドリブルは相手に止められたが、こぼれ球を谷川がダイレクトで右足シュート。美しい弧を描いたボールは、約30メートル先のネットをパサリと揺らした。相手GKは一歩も動けなかった。

 スペインとの第1戦で20歳のMF藤野あおばが直接FKを決め、五輪における日本の女子サッカー史上最年少ゴールをマークしたが、19歳の谷川が1試合で記録を塗り替えた。

 男子では21年東京大会の1次リーグ初戦南アフリカ戦でMF久保建英がマークした20歳1か月18日が年少記録。谷川のゴールは、男女通じて五輪の日本サッカー史上、最年少での一撃となった。

 ◆谷川 萌々子(たにかわ・ももこ) 2005年5月7日、愛知県出身。J1名古屋の下部組織、JFAアカデミー福島を経て、国内リーグを経由することなく今年1月にドイツ・バイエルンに加入。今季はスウェーデンのローゼンゴードに期限付き移籍し、開幕から7試合連続ゴールをマーク。23年11月になでしこジャパンデビュー。168センチ、58キロ。右利き。

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