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大谷翔平、4戦ぶり無安打も自己最多更新の27盗塁目 ドジャースは5点差逆転負けの悪夢払拭で連敗止める

スポーツ報知 / 2024年7月29日 5時58分

◆米大リーグ アストロズ2―6ドジャース(28日、米テキサス州ヒューストン=ミニッツメイドパーク)

 ドジャースが28日(日本時間29日)、敵地でアストロズとの接戦を制し、連敗を2で止めた。「1番・DH」で先発出場した大谷翔平投手(30)は4打数無安打1四球2三振。3試合連続マルチ安打から一転、この日は無安打だったが、四球を選んだ9回に今季2度目となる3試合連続の二盗を決め、自己最多を更新する27個目の盗塁をマークした。

 ア軍先発は初対戦の新人右腕、S・アリゲッティ投手。初回先頭の第1打席は6球目の88・7マイル(約142・7キロ)カットボールで中飛、3回1死の第2打席は外角ボール球の95・7マイル(約154キロ)直球に手を出して空振り三振に倒れると、5回2死一塁の第3打席は初球の79・1マイル(約127・3キロ)カーブで右飛に打ち取られた。

 7回2死一塁の第4打席は3番手左腕・キングの前に3球三振。最後は93・8マイル(約151キロ)直球が外角のボールゾーンに外れていたようにも見えたが、判定に泣かされた。だが、9回先頭の第5打席だった。5番手右腕・モンテロから四球を選び、4試合連続出塁とすると、次打者の初球にスタート。エンゼルス時代の21年に記録した自己最多を3年ぶりに更新する今季27盗塁目を決めた。ついにシーズン「40」盗塁ペースの大台に乗せ、ノーヒットでも足で魅せた。

 前日27日(同28日)の同戦では4月に今季メジャー初の無安打無得点を達成したR・ブランコ投手から3回に本塁打では自己最速タイとなる打球速度118・7マイル(約191キロ)の32号ソロ。右翼2階席の最上段に到達する衝撃の特大アーチで度肝を抜き、6回には左前適時打。8回には自己最多に並ぶ26盗塁目を記録するなど、最大5点差逆転負けのチームの中で“孤軍奮闘”の2安打2打点1盗塁だった。

 ド軍が誇る“MVPトリオ”はベッツが左手骨折で長期離脱。フリーマンも三男・マックス君の看病のために「家族緊急リスト」入りし、少なくともこの日までは欠場。残った大谷には厳しいマークが予想される中、「チームが勝って、こちら側から『大丈夫だよ』というメッセージ(を送ること)が一番大事」と頼もしいのが背番号17だ。

 この日はフリーマンに代わって3番のラックスが1点リードの6回に6号2ランを放つなど、効果的に得点を奪った。先発の新人右腕・ライアンが2試合目の登板で6回途中2安打1失点と好投し、メジャー初勝利。6回には2番手左腕・ベシアが初球被弾で一時は1点差に迫られたが、その後はリードを守り切り、リリーフ陣崩壊で最大5点差逆転負けの前夜の悪夢を払拭した。

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