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【パリ五輪】加納虹輝の金メダル支えた、ウクライナ出身コーチ 愛称は「サーシャ」 個性を生かしながら指導

スポーツ報知 / 2024年7月29日 6時53分

優勝を喜ぶ加納虹輝とオレクサンドル・ゴルバチュクコーチ(カメラ・小林 泰斗)

◆パリ五輪 第3日 ▽フェンシング 男子エペ決勝(28日、グラン・パレ)

 21年東京五輪団体金メダルの加納虹輝(JAL)が、日本フェンシング界初の個人金メダリストに輝いた。決勝で地元のヤニック・ボレルを15―9で破り、フェンシングが国技のフランスで地元選手を倒し、新たな歴史を刻んだ。

 優勝が決まると、加納はピスト下で見守ったウクライナ人のオレクサンドル・ゴルバチュク・コーチと固く抱き合った。2009年から日本代表のエペ担当コーチを務め「サーシャ」の愛称で同コーチは、個性を生かしながら指導してきた。全身を攻撃でき体が大きい海外勢が有利なエペで、身長173センチの加納は表彰台の頂点に立ってもボレルより小さく見えるほど小柄。それでも武器のスピードに磨きをかけ続けた。

 団体で金メダルを獲得した東京五輪で全4戦でアンカーを務めた勝負強さにも、さらに磨きがかかった。「(世界に)それなりに通用すると分かっていたが、確信に変わった」と話してから3年。個人で日本フェンシング界初の金メダルをつかんでみせた。

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