【エルムＳ】オープン初勝利から連勝を狙うナチュラルハイがさらに上昇ムード 永野猛蔵騎手「むしろ良くなっている」

前走のマリーンＳゴール前でサンテックスを捉えて勝利したナチュラルハイ

◆第２９回エルムＳ・Ｇ３（８月４日、札幌競馬場・ダート１７００メートル）

　前走のマリーンＳでオープン初勝利を飾ったナチュラルハイ（牡４歳、美浦・黒岩陽一厩舎、父スクリーンヒーロー）が、連勝での重賞初制覇を狙う。この中間は札幌で永野猛蔵騎手が付きっきりで追い切りに騎乗して、「感じはすごくいいです。北海道３戦目ですが、硬さはなく、むしろ良くなっています」と、上昇気配を感じ取っている。

　昨夏に今回と同じ舞台条件で１勝クラス、２勝クラスと２連勝しており、コース適性の高さも大きな魅力だ。鞍上は「北海道のダートと夏場が合うのか安定していますし、前走の勝ち方もいいので重賞でも楽しみです」ときっぱり。チャンスは十分だ。