ロッテ・佐々木朗希 ８・１先発の可能性 右上肢のコンディション不良から復帰 吉井監督「順調に回復している」

ロッテ・佐々木朗希

　右上肢のコンディション不良で２軍調整中のロッテ・佐々木朗希投手（２２）が、３０日から始まる西武３連戦（ＺＯＺＯ）で合流する可能性が高まった。先陣は中１０日の小島が切り、３１日はメルセデスが濃厚。吉井監督は「（３戦目の先発が誰かは）決まってますよ。オールスター明けから、ここまで朗希の話は、私は何も聞いてないです」と話すにとどめたが、３戦目の８月１日にぶっつけ復帰登板を果たす可能性もありそうだ。

　佐々木は、６月８日の広島戦（マツダ）で６回３安打１失点で今季５勝目を挙げた後、同１３日に今季２度目の登録抹消。以降、２軍で調整を続け、７月１１日までに複数回ブルペン投球を実施した。２０日には約１か月ぶりにＺＯＺＯでの１軍練習に参加し、首脳陣の前で２０球のブルペン投球を行った際に吉井監督は「順調に回復していると思う」と話していた。

　チームは首位ソフトバンクと１１ゲーム差で、２８日には自力優勝の可能性が消滅。それでも翌週６日からは直接対決の３連戦（ＺＯＺＯ）も控えている。大逆転へ、必要不可欠な右腕の復帰が着々と近づいている。