「甲子園キラー」戸郷翔征、先発で敵地阪神戦５連勝へ 菅野以来７年ぶり１３人目

キャッチボールをする戸郷翔征

　巨人のエース・戸郷翔征が阪神との３連戦最終戦（８月１日）に、ノーヒットノーランを達成して以来の甲子園のマウンドに立つ。戸郷は甲子園での阪神戦は（－は勝敗つかず）

　年・月・日　登板　回―失

２２・７・１２完封○９―０

　　　９・２　先発－８回―２

２３・４・２６先発○６回１／３―４

　　　７・２７先発○７回―５

２４・５・２４完封○９回―０

と、４連勝中。２リーグ制以降、球団で甲子園の阪神戦最多連勝は斎藤雅樹の１１連勝だが、虎と敵地ですべて先発での５連勝以上となれば、１７年９月の菅野智之以来７年ぶり１３人目となる。

　巨人の甲子園での阪神戦５連勝の年少５傑は

〈１〉２４歳１か月　高橋一三

〈２〉２４歳４か月　堀内恒夫

〈３〉２６歳１か月　上原浩治

〈４〉２６歳２か月　香田勲男

〈５〉２６歳５か月　斎藤雅樹

で、２４歳３か月の戸郷が達成すれば高橋一三に次いで２番目の年少記録となる。“甲子園キラー”戸郷が本領発揮なるか。（恩田　諭）