【オリックス】山下舜平大、先発での再調整決定

２６日のソフトバンク戦も１安打２四死球を許して１失点した山下

　オリックス・山下舜平大投手（２２）が先発として再調整することが２９日、決まった。１９日にリリーフで１軍昇格したが、登板した３試合すべて失点。この日、出場選手登録を抹消され、本来の役割でローテ復帰を目指すことになった。

　３試合とはいえ１軍で初めてショートイニングを経験。厚沢投手コーチは「難しい部分はあったと思うけど、力に変えてやってほしい」と期待した。８月は９連戦を含め、３１日間で２６試合を予定。状態を考慮して３０日からの日本ハム３連戦（エスコン）を見合わせるカスティーヨら、先発陣にとっても頑張りどころだ。

　斎藤や高島ら若い力だけでなく、昨季９勝した１６０キロ右腕も不可欠な戦力。シンプルに結果を積み重ねることが求められそうだ。チームは２年ぶりの７連敗中で、野手では福田、元、トーマスが登録を抹消され、右太もも裏痛が回復した西野、野口、来田が合流。借金８からの巻き返しへ、空気をガラッと変える。（長田　亨）