【パリ五輪】体操ニッポン王座奪還！ 演技後の橋本に称賛の声「周囲へのリスペクト大事」

◆パリ五輪　第４日　▽体操男子　団体決勝（２９日、ベルシー・アリーナ）

　男子の団体決勝で、予選２位通過した日本は、２５９・５９４点で金メダルを獲得。２０１６年リオ五輪以来、２大会ぶりに団体で五輪王者に返り咲いた。予選首位通過した最大のライバル・中国との一騎打ちを制し、王座奪還を果たした。

　日本の最終演技種目は鉄棒。直前に演技した中国に落下が２度ある難しい雰囲気の中、橋本は難度を落として安定した演技を披露。着地までビシっと決め、まさかの大失敗に終わった予選の雪辱を果たした。大逆転メダルを引き寄せる演技に、Ｘ（旧ツイッター）上では「最後の最後に決め切ってくれるのほんとに最高」「アテネの冨田を思い出した」「自分の演技をやりきった橋本選手は凄（すご）いわ…」「土壇場での意地を見た」「レベチだよホント」「久々に大声出たわ（深夜）」など称賛の声が上がった。

　また橋本が演技直後、会場を盛り上げたあとに口に指を当て、続けて演技する中国のエース張博恒のために静かにするようなしぐさをみせたこと、演技後の張をハグで出迎えたことにも注目が集まった。「会場を静めさせるしぐさ良かった。周囲へのリスペクト大事」「スポーツマンシップもいい…」などの声があった。