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【パリ五輪】初出場の17歳・成田実生は400M個メで6位 前半8位から後半巻き返し

スポーツ報知 / 2024年7月30日 3時42分

◆パリ五輪 第4日 ▽競泳(29日、ラデファンス・アリーナ)

 女子400メートル個人メドレーが行われ、初五輪で決勝に進出した17歳・成田実生(ルネサンスKSC金町)は4分38秒83で6位だった。

 前半200メートルのターン時には、トップから大きく遅れて8位。後半に巻き返し、順位を上げて初の五輪の決勝の舞台を終えた。

 予選のレース後は、「前半周りの選手がみんな速くて心が折れそうになったけど、後半チャンスがあると思って泳いだ。ちょっとだけだけど、余力も残せた気がするので、決勝の舞台で周りの選手といいレースをして、なおかつ自分のレースをしたい」と振り返った。 2022年の世界ジュニア選手権で、個人メドレーを含む3冠を達成した淑徳巣鴨高2年の成田。昨年は世界選手権(福岡)デビューを果たし、決勝に進んで8位入賞だった。ただ全体3位通過した予選からタイムを落としての8位。「この悔しい気持ちを忘れずにパリ五輪に向けて頑張りたい」と、この夏に向けて雪辱を誓っていた。

 ◆成田 実生(なりた・みお)2006年12月18日、東京・葛飾区生まれ。17歳。常盤中から淑徳巣鴨高に進学。22年3月の国際大会代表選手選考会女子400メートル個人メドレーで、当時の世界ジュニア記録となる4分36秒71をマーク。同年9月の世界ジュニア選手権で3冠。23年4月の日本選手権で04年の天野美沙以来、19年ぶりに高校生で女子個人メドレー2冠を達成し、7月の世界選手権で400メートル8位入賞を果たした。161センチ。

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