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【パリ五輪】第4日まとめ…体操男子団体の金メダル、スケートボード堀米雄斗の連覇、92年ぶり総合馬術団体銅メダル、柔道では最年長メダルなどで通算100個突破

スポーツ報知 / 2024年7月30日 6時25分

金メダルを手に笑顔を見せる体操男子日本代表(カメラ・岩田 大補)

◆パリ五輪 第4日(29日)

 パリ五輪第4日は、ベルサイユ宮殿から歴史的メダルが生まれた。総合馬術団体で大岩義明(nittoh)、戸本一真(日本中央競馬会)、北島隆三、田中利幸(ともに乗馬クラブクレイン)の日本が銅メダルを獲得した。馬術の日本勢では1932年ロサンゼルス五輪の障害飛越個人で優勝した西竹一以来、92年ぶり2個目のメダルとなった。大岩は「何十年もかけてここまでたどりついた。やっとここまできたという感覚がある」と明かし、悲願にたどりついた。

 柔道は男女ともに銅メダルだったが、どちらも記録的メダルとなった。女子57キロで初出場の舟久保遥香(25)=三井住友海上=は敗者復活戦を勝ち上がり、日本柔道の五輪通算100個目となるメダルを手にした。「なんとしてもメダルを持って帰りたかった」と舟久保は涙を見せた。男子73キロ級で初出場の橋本壮市(32)=パーク24=も敗者復活戦を勝ち上がっての銅メダル。32歳11か月5日でのメダル獲得は2008年北京五輪銅の谷亮子を3日上回り、日本柔道最年長記録となった。「僕の柔道人生に悔いが残らないように戦いました」と喜んだ。

 金メダルも連発となった。スケートボード男子ストリート決勝で2021年東京五輪覇者の堀米雄斗(三井住友DSアセットマネジメント)が大会2連覇を達成した。五輪初代王者は苦しみ抜いて連覇への挑戦権を手にしていただけに「1%の可能性を最後まで信じた」と安堵の笑顔を見せた。

 そしてクライマックスは 体操男子団体の金メダル。2016年リオ五輪以来、2大会ぶりに団体で五輪王者に返り咲いた。谷川航(28)=セントラルスポーツ=、萱和磨(27)=セントラルスポーツ=、杉野正尭(25)=徳洲会=、橋本大輝(22)=セントラルスポーツ=、岡慎之助(20)=徳洲会=の5人は、予選首位通過した最大のライバル・中国との一騎打ちを大逆転で制し、王座奪還を果たした。橋本は「みんなに助けられた金メダルだなって。この4人がいなかったら絶対とれなかった」と仲間を讃えた。

 カヌーでは5大会連続出場の羽根田卓也(ミキハウス)がスラローム男子カナディアンシングルの準決勝で敗れ、フェンシングでは、開会式で日本選手団の旗手を務めた江村美咲(立飛ホールディングス)が女子サーブル個人3回戦で敗退。競泳では2大会連続出場の松元克央(ミツウロコ)は、男子200メートル自由形で決勝に進出したが8位。女子400メートル個人メドレーでは初五輪で決勝に進出した17歳・成田実生(ルネサンスKSC金町)は6位だった。

 21年東京五輪銀メダルで世界ランク9位のバスケットボール女子は初戦に臨んだが、8連覇を狙う同1位の米国に76―102で敗れた。

 テニス混合ダブルス1回戦では、錦織圭(ユニクロ)、柴原瑛菜(橋本総業)が、地元フランスのロジェバセラン、ガルシア組にセットカウント1―1から10ポイント先取のマッチタイブレイクを制した。

 サーフィンでは東京五輪銀メダルの五十嵐カノア(木下グループ)が3回戦で敗退した。

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