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【パリ五輪】3位決定戦で惜敗の飯村一輝「パニックが抑えられなかった」…世界ランク2位に屈するフェンシング男子フルーレ

スポーツ報知 / 2024年7月30日 5時5分

◆パリ五輪 第4日 ▽フェンシング男子フルーレ個人 3位決定戦(29日、グラン・パレ)

 初五輪の飯村一輝(慶大)が、フェンシング男子フルーレで3位決定戦に敗れ、銅メダルを逃した。2012年ロンドン五輪銀の太田雄貴氏以来となる、個人メダル獲得は届かず。28日に個人エペで日本勢初の個人金メダルを獲得した加納虹輝(JAL)に続けなかった。

 2回戦でアラディン(エジプト)を15―8で破ると、3回戦も危なげなく突破した飯村。準々決勝は地元フランスのポーティに完全アウェーの中15―14で競り勝ち、4強に進出した。準決勝は張家朗(香港)に敗れたものの、気持ちを切り替えて3位決定戦へ。世界ランク2位のニック・イトキン(米国)に対し、競り合った展開となったが最後は12―15で惜敗した。

 飯村は試合後のテレビインタビューで「終始、相手の嫌なディフェンスと僕のミスがうまくかみ合ってしまい、あまり納得のできる試合ができなかったのが、全体としてマイナスなイメージとしてある。準決勝のことは良い意味で忘れてあとで反省しようという感じにうまく切り替えられたんですが…。3位決定戦に臨み、出始めの点数の上がり方であったり、僕がベスト4まで進出するにあたり勝ってきた道筋とは異なる展開だったので、すごく自分の中でのパニックが抑えられなかったという感じです。(団体戦へ)日本は世界ランク1位なので、そこは自信を持って臨みたい。個人でのパフォーマンスした経験を団体戦に生かせるように、あと1週間しっかり準備して臨みたい。太田さんの歴史を塗り替えることができなかったのは本当に残念ですし、僕たちが今後日本のフェンシング界を背負っていくことで、いずれ超えなければいけない壁だと思うので、まずはパリ五輪の個人戦は自分の中で消化して、団体戦に向けて頑張ります」と悔しそうな表情で話した。

 ◆飯村 一輝(いいむら・ かずき)2003年12月27日、京都生まれ。20歳。京都・龍谷大平安高から慶大。小柄ながらスピードが武器。169センチ、65キロ。

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