カズ、練習再開でゴール 横綱・照ノ富士の優勝に刺激「チームが勝つために自分が何をすることが大事か見きわめたい」

JFL鈴鹿の練習が再開し、汗を流すカズ（カメラ・山田　豊）

　ＪＦＬアトレチコ鈴鹿に所属する元日本代表ＦＷ三浦知良が３０日、三重・津市海浜公園で練習を再開した。９月１日の沖縄ＳＶ戦まで試合がなく、途中出場した７月２１日のレイラック滋賀戦後からオフだった。カズは２７日から自主トレで体を動かしており、この日はゲーム形式の練習でゴールも決めた。猛暑の中の練習だったこともあり「暑いから消耗が激しい。毎回トレーニングで考えないといけない」と汗をぬぐった。「この１ヶ月でチームが勝つために自分が何をすることが大事か見きわめたい」と意気込んだ。

　オフの間は、大相撲名古屋場所をテレビで観戦。優勝決定戦の横綱・照ノ富士（伊勢ケ浜）―幕内・隆の勝（常盤山）との一番について「見たよ。横綱が強かったね。相手（隆の勝）もよかった」と振り返った。照ノ富士は１０回目の優勝を飾り、「強い人がいると違うよね」と刺激をもらったようだ。

　子どもの時は北の湖、輪島、初代・貴ノ花の取組を熱心に見ていたという。最近は見る機会も減ったというが、かつては２代目・貴乃花らと交流があった。当時の二子山部屋やお互いの自宅を行き来した思い出を懐かしそうに明かしていた。