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久保凛が決勝進出 東大阪大敬愛3人が決勝へ ドルーリー朱瑛里は準決勝敗退…全国高校総体800M

スポーツ報知 / 2024年7月30日 15時37分

ドルーリー朱瑛里(左)と久保凛

 陸上の全国高校総体(インターハイ)第3日が30日、福岡・東平尾公園博多の森陸上競技場で行われ、女子800メートル準決勝(各組2位以内と各組3位以下でタイム上位2人が通過)で、同種目の日本記録保持者の久保凛(大阪・東大阪大敬愛高2年)は第2組で2分6秒96の1位、全体でもトップで通過した。日本選手権1500メートル7位のドルーリー朱瑛里(岡山・津山高2年)は同1組で2分10秒98で落選した。決勝は31日に行われる。

 久保は、サッカー日本代表のMF久保建英(23)のいとこで、167センチの長身を生かしたスケールの大きな走りが持ち味。昨年、1年ながら今大会で優勝。今年6月の日本選手権では高校2年ながら初優勝を果たした。さらに7月15日の奈良県長距離強化記録会の女子800メートルで1分59秒93の日本新記録をマーク。杉森美保が05年にマークした2分0秒45の日本記録を19年ぶりに更新し、日本女子初の1分台で走破した。東大阪大敬愛高チームメートの北村凜(3年)、朝野流南(2年)も準決勝を通過し、3人そろって決勝に進出した。普段からレベルの高い環境で練習を重ねて成長を続けており、もはや「サッカーの久保建英のいとこ」ではなく「久保凛」という陸上トップアスリートの座を確立した。

 ドルーリーは6月の日本選手権に初出場し、1500メートルでは高校生として唯一決勝に進出し、パリ五輪代表の田中希実(24)=ニューバランス=ら社会人、学生に交じり、4分18秒16で7位と健闘した。今大会の1500メートル決勝(29日)では序盤は先頭集団で積極的にレースを進めたが、後半に苦戦し、11位。800メートルでも後半に伸びを欠き、0秒5差で決勝進出を逃した。

 福岡は連日、最高気温が35度を突破。厳しい気象条件となっている中、パリ五輪の次の28年ロス五輪を目指す高校生アスリートが「熱すぎる」戦いを繰り広げている。

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