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ロバーツ監督が断言 ドジャースの大谷翔平は一味違う…これまでは後半戦に本塁打ペース失速も「悪くなるとは思わない」

スポーツ報知 / 2024年7月31日 5時0分

ドジャース・ロバーツ監督

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)が大谷翔平投手(30)の月間ベストプレーなどを選ぶ「Roberts’ Selection」。第3回は大谷が後半戦も活躍できる理由、来季の日本開幕戦、大谷からのギフトについても聞いた。(取材=村山みち通信員)

 ポケットから日程表を取り出すと、ロバーツ監督はしばし考えた。そして次の瞬間、笑顔で口を開いた。

 「やっぱりオールスター休み明けの本拠地での3連戦だね。前半戦の終わりが良くなかったから、後半戦を強豪チームをスイープして幕開けできたのがハイライト!」

 球宴直前は1勝5敗と苦しんだドジャースは、19日からのRソックス戦を3連勝で飾ると、その後連勝を5まで伸ばした。再びナ・リーグ西地区の王者らしさを取り戻す中、大谷にも度肝を抜かれたことを明かしてくれた。

 「あんな打球を見たことない。これまでの人生で最も遠くへ飛んだ本塁打を見た。あれは本当にすごかった」

 21日のレ軍戦で放った、473フィート(約144メートル)のドジャースタジアム右翼最上段の看板をかすめ、通路で跳ねて場外に消えた一発だ。そんな大谷の前半戦を指揮官はどう評価しているのか。

 「1・000以上のOPSだし、これからも打席でも走塁でもいい数字を継続して出していくだろう」

 真っ先に出したのは、打撃指標で、出塁率と長打率を足したOPS。1・036で前半戦を終え、29日現在で1・043と数字は伸びている。・900で超一流と言われる中で、驚異的な1・000超えが続く。これまでは後半戦に本塁打ペースも失速したが、ロバーツ監督は断言した。

 「今季の後半戦に彼の数字が悪くなるとは思わない」

 その強い言葉には、説得力があった。

 「後半戦を戦う上で、プレーオフに出ないチームにいると集中力を持ってプレーするのは難しい。自分のためだけにプレーすることになるから。でも、プレーオフに出るチームの後半戦は環境も状況も違う。だから今年の彼は、これまでとは違うはずだ」

 昨季まで9年連続プレーオフに進めなかったエンゼルスに在籍していた大谷と、ドジャースは違う!というわけだ。18日に来年3月18、19日に東京Dで、カブスとの開幕シリーズを戦うことが発表された。沖縄生まれの母を持つロバーツ監督にとって、この上ない親孝行になるが、残念ながら同行はかなわないという。

 「ママは連れていけない。年齢的にもう海外旅行は難しいから。ママはテレビで応援してくれるはず。翔平と由伸、カブスには今永と誠也(鈴木)がいるから、きっとすごく盛り上がる。東京へ行くのは楽しみ。出されたものは何でも食べたい」

 日本への興味は尽きない様子。それでは、大谷から誕生日に贈られたウイスキーの感想を。うわさではウイスキーではなく、日本酒の可能性もあるようなのだが…。

 「まだ飲んでいないんだよ。いいかげん、飲もうと思っているところ(笑い)。えっ、あれが(違う)お酒かもしれない? どうだったかは飲んでみて教えるよ(笑い)」(日付は全て現地時間)

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