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低反発バットへの対策実る センバツで2本の本塁打が各地決勝49試合で22本…甲子園全代表校出そろう

スポーツ報知 / 2024年7月31日 6時0分

最後に甲子園を決めた愛媛・聖カタリナ学園

 愛媛で決勝が行われ、聖カタリナ学園が勝ち、49代表校が出そろった。2022年に部内で発生した集団暴行を乗り越え、夏初出場を決めた。8月4日に大阪市内で組み合わせ抽選会が行われ、同7日に開幕する。甲子園開場100周年を迎える大会を、アマ野球担当の浜木俊介記者が展望した。

 * * * *

 低反発の新基準バットが導入されて最初の夏。センバツは、大会を通じてサク越え本塁打がわずか2本と長打の減少が顕著だったが、各地方大会では力強い打撃で勝ち上がる高校も少なくなかった。49地方大会の決勝で飛び出したホームランは22本。“飛ばないバット”に対応するための努力の跡が見て取れる。

 猛暑で消耗戦になる夏を制するには、打力が必要になる。センバツの覇者・健大高崎は、4番の箱山を中心に打線に切れ目がない。投手では、2年生右腕・石垣が最速を154キロまで上げるなど成長著しい。

 センバツ準Vの報徳学園は、兵庫大会の打率が6割超の3番・安井の存在が頼もしい。プロ注目のエース・今朝丸は、決勝で公式戦初完封をマークするなど充実ぶりがうかがえる。

 このほか、花咲徳栄、東海大相模、中京大中京、京都国際、大阪桐蔭、広陵あたりにも優勝を狙う力がある。

 今大会は、酷暑対策として最初の3日間を3試合とし、午前・午後の2部制で実施される。開場100年を迎えた“甲子園新世紀”での高校野球のあり方についても考えていきたい。(浜木 俊介)

 ◆夏の甲子園日程

 8・4 組み合わせ抽選会

   7 開幕

  23 決勝戦

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