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卓球の中国選手、金獲得後にラケット折られる悲劇…水谷隼氏「ラーメンのスープを1から作り直すようなもん」…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年7月31日 0時48分

◆パリ五輪 第5日 ▽卓球 混合ダブルス決勝(30日・パリ南アリーナ)

 混合ダブルス決勝が行われ、王楚欽、孫穎莎組(中国)がリ・ジョンシク、キム・グムヨン組(北朝鮮)を4―2で下し、卓球王国として今大会1種目目の金メダルを手にした。

 ところが試合後に悲劇が起きた。王のラケットが記念撮影しようとカメラマンが押し合った際に折れてしまった。金メダルを喜んだのもつかの間、大事な“相棒”を失い「自分の感情をコントロールできなくなった。故意ではないと思うが、なぜカメラマンがそんなことをするのか理解できない」とショックは大きい。一夜明けて現地31日午前10時にはシングルス2回戦が予定されており、団体戦もある。「起きてしまったことはどうしようもない。予備のラケットでいいプレーができると信じるしかない」とうつむいた。

 このアクシデントに、21年東京五輪混合ダブルス金メダルの水谷隼氏は自身のX(旧ツイッター)で、「ラケット折られたのは可哀想すぎる」と反応。「プロの選手は1グラム単位で重さを指定して、自分の持ちやすいグリップに加工して、汗や湿気で弾みも変わってその都度調整して、馴染んできてやっと自信を持って信じれるようになる唯一無二のパートナーなのに。ラバーの破損は変えがきくし、ラケットの傷や汚れ程度なら何とかなるけど折れたラケットは絶対元に戻らない…時間をかけてやっと完成させたラーメンのスープをまた1から作り直してくださいと言われるようなもんだよ」と絶妙な例えで卓球選手にとってのラケットの重要性を強調。「同じくらいの実力の選手と、自分の物じゃないラケットで試合したら10000%勝てない」ともコメントした。

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