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永瀬貴規「本当に幸せ」「120点かなと思う」表彰式で連覇の喜びかみしめる…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年7月31日 2時19分

金メダルを手にする永瀬貴規(カメラ・小林 泰斗)

◆パリ五輪 第5日 ▽柔道(30日、シャンドマルス・アリーナ)

 男子81キロ級で永瀬貴規(旭化成)が2連覇を果たした。決勝で世界選手権3連覇のタト・グリガラシビリ(ジョージア)に2分48秒、谷落としで一本勝ち。世界の層が厚い81キロ級での五輪連覇は、史上初の快挙となった。2016年リオデジャネイロ五輪の「銅」を合わせた3大会連続メダルは、男子で3連覇の野村忠宏、5大会連続の女子の谷亮子に続き3人目。

 3年前と同じく表彰台の一番上から日の丸を眺めると、実感がこみ上げた。「すごく重みがある金メダル。(東京とパリのメダルは)比較するものではないが、オリンピックという舞台を2回勝ち続けることができて、本当に幸せ」とかみしめた。東京五輪からの3年間について「勝てない時期ばかりだったけど、この舞台で勝つことだけを考えてやってきた。今日一日、自分を信じて畳の上で戦うことができた」

と語り、「もう120点かなと思う」と笑顔がはじけた。

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