初出場・寺門弦輝は２００Ｍバタフライで決勝に進めず 「レースプランとは全然かけ離れていた」…パリ五輪

◆パリ五輪　第５日　▽競泳（３０日、ラデファンス・アリーナ）

　男子２００メートルバタフライ準決勝が行われ、初出場の寺門弦輝（セントラルスポーツ）は１分５６秒２１の全体１５位で決勝進出はならなかった。前半から周囲の速いレース展開についていけず、自己ベストから２秒以上遅れてのゴールとなった。

　レース後には「アップ泳いだ感じすごい感覚良くて、結構いい感じで泳げるかなと思ったんですけど、自分の知らないところで何かがちょっとずれていて、自分が思い描いたレースプランとは全然かけ離れていた」と振り返った。「まだ通過点でしかないと思うので、しっかり悪いところを先生と話しあって、次につなげてこういう失敗がないようにしたい」と前を向いた。

　寺門は３月の予選会を１分５４秒０７で泳ぎ、初の五輪代表を決めた。「限られた人しか出られない舞台。楽しむ気持ちで頑張りたい」と大舞台へ意気込んでいた。