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勝利まで残り10秒の悲劇 ホーバス監督も疑問符 “4点献上”判定に河村勇輝「ファウルをもらう技術にやられた」

スポーツ報知 / 2024年7月31日 5時2分

第4クオーター、84-80の場面でファウルを宣告され不服そうにする河村勇輝(右=カメラ・岩田 大補)

◆パリ五輪 第5日 ▽バスケットボール男子1次リーグB組 日本90―94フランス(30日、リール=ピエール・モロワ競技場)

 世界ランク26位の日本は、21年東京五輪銀メダルで開催国のフランスに延長戦の末に90―94で敗れて、2連敗を喫した。

 日本は最終第4クオーター(Q)残り8分31秒、70―72の場面でエース・八村塁(レイカーズ)が痛恨の退場。だが、司令塔の河村勇輝(横浜BC)が3点シュート、レイアップと得点を重ね、残り10・2秒で4点リードした。「大金星」が迫る中、相手選手に4点プレーを献上。84―84で試合は延長戦に突入。最後は相手のNBA新人王・ウェンバンヤマに立て続けに得点を奪われ、4点差で敗れた。

 第4Q、84―80の残り10秒で、フランス選手の3点シュートをチェックに行った際「ファウル」判定を取られた河村は、あの場面を振り返り「上には飛んでいたが、(相手の)うまくファウルをもらう技術にやられてしまった。できる限りはした」と振り返った。

 また、トム・ホーバス監督も、あのシーンについては「まだビデオ見てないけど」と前置きした上で「僕の角度からファウルしてなかったかなと思うんですけど」と素直な心境を明かした。

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