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宮田笙子にもらったヘアピンを飾り、体操女子は4人体制で決勝8位 牛奥小羽「気持ちは5人」…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年7月31日 5時8分

宮田笙子にもらったヘアピンを指さす岡村真

◆パリ五輪 第5日 ▽体操女子 団体決勝(30日、ベルシー・アリーナ)

 団体決勝が行われ、2008年北京五輪から5大会連続決勝進出の日本は、合計159・463点で8チーム中8位に終わった。五輪代表選考会を兼ねた全日本&NHK杯で2冠した制したエースで主将だった宮田笙子(順大)の喫煙と飲酒が発覚し、直前に出場を辞退。全員10代で五輪初出場という岸里奈(戸田市SC)、中村遥香(なんばク)、岡村真(相好ク)、牛奥小羽(日体大)という異例の4人体制ながら堂々と戦い抜き、入賞と健闘した。

 試合後、岡村は「すごい観客もいて、歓声の中で。憧れていた舞台で演技できたことがすごい楽しくて。目標としていたメダルには届かなくて、平均台とかでももうちょっと良い演技ができたっていう悔しさはあるんですけど、全部含めて、楽しかった」と爽やかに笑った。

 全員が初出場の中、深い絆で乗り越えた。「年齢が近いし、みんなすごい元気いっぱいですごい笑顔で何事も乗り切れるメンバー。ミスがありつつも声をかけ合いながらできたっていうのが、すごい楽しくもありました」と岡村。大舞台には宮田にもらったヘアピンをつけて挑んだ4人。予選は赤、この日は青が取り入れられたものを使った。牛奥は「人数的には4人ですが、みんながみんな5人で戦っているつもりで演技していました。気持ちは5人だったので強い気持ちで臨めました」とうなずいた。

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