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ドジャース大谷翔平、敵地パドレス戦で第1打席は四球で出塁し4試合連続盗塁成功

スポーツ報知 / 2024年7月31日 10時47分

◆米大リーグ パドレス―ドジャース(30日、米カリフォルニア州サンディエゴ=ペトコパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が30日(日本時間31日)、敵地・パドレス戦のスタメンに「1番・DH」で出場し、初回先頭の第1打席は四球を選んで出塁した。

 パドレス先発はナックルボーラーのウォルドロン。ナックルボールだけでなく他の球種も織りまぜるスタイルの前に、大谷は今季2試合で対戦したが無安打に終わっていた。

 大谷は続く2番スミスの打席ですかさず走った。4試合連続で28個目の盗塁に成功し、チャンスを広げた。ドジャースはスミスが中前打を放ち、無死一、三塁。ラックスの中犠飛を放ち、大谷が三塁から生還して先制に成功した。ド軍打線はなおもヘイワードが二塁打で二、三塁とし、パヘスの中前適時打で2者が生還。さらにビジオが右翼ポール直撃の5号2ランを放ち、初回に大量5点を奪った。

 MLBではこの日がトレード最終日。ドジャースは右腕J・フラーティをタイガースから、K・キーアマイヤー外野手をブルージェイズから獲得した。フラーティは今夏のトレード市場でベストの右腕。今季7勝5敗、防御率2・95と安定感は抜群で、離脱が相次ぐ先発陣で後半戦、プレーオフへ大きな柱となり得る存在だ。これでWシリーズへ向けた態勢は固まった。

 ロバーツ監督は試合前、今夏のトレード補強について「とてもエキサイティングなことだ。フロントオフィスを信頼しているので、この球団にとって長期的、短期的なそれぞれの視点でベストな仕事をしてくれると思っていた。とても興奮している」と話した。「今いる選手たちだけでも勝つ自信はあったが、何人かの選手たちはいつ戻れるかわからないので、我々はチームのその部分をガードしなければならない。このトレードでそれをすることができ、底上げできた」と話していた。

 パドレスは同じナ・リーグ西地区で2位。ゲーム差こそ離れているものの首位攻防戦になる。トレード期限が終わり、ポストシーズンへ向けた区切りとなる試合。新たな船出となる試合で勝利を目指す。

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