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800Mで落合晃が日本新記録! 女子の久保凛とともに男女の800Mは現役高校生が日本記録保持者に

スポーツ報知 / 2024年7月31日 14時2分

落合晃

 陸上の全国高校総体(インターハイ)第4日が31日、福岡・東平尾公園博多の森陸上競技場で行われ、男子800メートル決勝で、落合晃(滋賀学園高3年)が1分44秒80の日本新記録で連覇を果たした。2014年に川元奨、2021年に源裕貴がマークした日本記録(1分45秒75)を約1秒、大幅に更新した。

 レースは菊池晴太(岩手・盛岡第四高2年)が積極的に飛ばし、最初の400メートルを52秒で通過。菊池のすぐ後ろを追走した落合は残り1周を切った直後に先頭に立ち、終盤までケニア人留学生のフェリックス・ムティアニ(山梨学院高2年)とデッドヒートを展開した。最後までスピードが落ちることなく、日本人で初めて800メートルで1分45秒を切るタイムでゴールを駆け抜けた。1分44秒80は、100メートル平均13秒10。高校生が驚異的なタイムをたたき出した。パリ五輪参加標準記録(1分44秒70)にも0秒1に迫る好記録だ。

 落合は昨年の全国高校総体で2年生ながら1分47秒92の大会新記録で優勝。3年生になった今季はさらに成長し、6月の日本選手権で2019年のクレイアーロン竜波(神奈川・相洋高)以来、5年ぶりに同種目の高校生チャンピオンに輝いた。

 女子800メートルでも久保凛(東大阪大敬愛高2年)が日本選手権を制し、さらに7月15日の奈良県長距離強化記録会の女子800メートルで1分59秒93の日本新記録をマーク。杉森美保が05年にマークした2分0秒45の日本記録を19年ぶりに更新し、日本女子で初めて2分を切った。

 男女の800メートルはともに現役高校生が日本記録保持者となった。抜群のスピードを持つ高校生は、来年の東京世界陸上、パリ五輪の次の28年ロス五輪など世界の舞台を目指す。

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