鈴木聡美が準決勝進出「もう次はないぞという思いで」競泳日本代表史上最年長３３歳が１２年ぶり決勝目指す…パリ五輪

◆パリ五輪　第６日　▽競泳（３１日、パリ南アリーナ）

　女子２００メートル平泳ぎ予選が行われ、鈴木聡美（ミキハウス）が２分２３秒８０の全体５位で準決勝に進んだ。

　競泳史上最年長の３３歳は「泳いでいてとても怖かった。米国の選手や中国の選手が非常に積極的な泳ぎを見せていたので。怖かったし、その緊張感のなかで最後はしっかり上げるんだという思いで頑張った」と振り返った。

　２０１２年ロンドン五輪で個人とリレーでメダル３個を獲得。昨年の福岡世界水泳は１００メートルで自己ベストを１４年ぶりに更新すると、３月の代表選考会では２種目で２大会ぶり３度目の五輪切符をつかんだ。

　母校の山梨学院大の学生とともに、猛練習を積んできた。１６年リオ五輪以来となる大舞台で、１００メートルは準決勝で敗退。「今度こそ決勝のレースで泳ぎたいし、自分の記録を超えるつもりで、もう次はないぞという思いでしっかり頑張りたい」。ロンドン大会以来となる１２年ぶりの決勝進出を目指す。