1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

東京五輪金メダリストのウルフ・アロンが準々決勝で敗れ連覇ならず…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月1日 19時42分

◆パリ五輪 第7日 ▽柔道(1日、シャンドマルス・アリーナ)

 男子100キロ級準々決勝で、21年東京五輪金メダリストのウルフ・アロン(パーク24)がイリア・スラマニゼ(ジョージア)に敗れ、連覇を逃した。開始50秒、隅返しで技ありを奪われ、優勢負けとなった。敗者復活戦に回る。

 ウルフは21年東京五輪後、不振が続いた。昨年4月の全日本選抜体重別選手権で優勝を飾ったものの、国際大会は勝てず。昨年12月のGS東京大会でも7位にとどまり「苦しい2年間だった」と五輪後を振り返ったこともある。 

 だが、他の代表候補選手も結果を残せず、パリ五輪代表選考は越年に。早期代表内定制度を導入した柔道では、男女14階級で唯一、代表が決まらないまま五輪イヤーを迎えていた。

 そして今年2月、五輪開催地で行われたグランドスラム・パリ大会で、東京五輪後、初の国際大会優勝。この勝利でパリ五輪代表の座を決定づけ、連覇への挑戦権を手にした。

 今年は、体重無差別で争う4月の全日本選手権に5年ぶりに出場の意思もあったが、「五輪に集中するため」と、本番でのシードも見据え、国際大会に出場することを決めた。五輪前最後の実戦となったグランドスラム・カザフスタン大会では優勝。準備を重ねて臨んでいたが、連覇はかなわなかった。

 ◆ウルフ・アロン 1996年2月25日、東京・葛飾区出身。米国人の父と日本人の母を持つ。春日柔道クラブで柔道を始め、東海大浦安高ー東海大。17年世界選手権優勝。19年世界選手権3位。19年全日本選手権優勝。181センチ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください