早田ひな、卓球女子シングルス２回戦でエジプト選手にストレート勝ち「やりたいことを試すことができた」…パリ五輪

第２ゲーム、レシーブする早田ひな（カメラ・岩田　大補）

◆パリ五輪第６日　▽卓球（３１日、パリ南アリーナ）

　女子シングルス２回戦が行われ、世界ランキング５位の第３シードで初出場の早田ひな（日本生命）はディナ・メシュレフ（エジプト）と対戦し、４―０で下し、３回戦に進出した。

　２８日に行われた１回戦では、ランキング８４位のデボラ・ビバレッリ（イタリア）に４―０で快勝した。

　早田は試合後のテレビインタビューで「１ゲーム目に４本のアンラッキーがあり、２ゲーム目も大事なところでアンラッキーが続き、それで多少競ったかなという感じだが、（その後）取り切れたのと、３ゲーム目から自分がやりたいことをしっかり試すことができた。そういった意味で４―０で勝つことができて良かった」と振り返った。

　１６強進出を決め、３回戦ではフランスのユアン・ジアナと対戦する。早田は「相手は応援団もいて、勢いもある。これだけのアウェーで試合をすることになると思うので、日本選手団にも応援してもらって、相手に点を取らせずに（地元の）応援の回数を減らせるように頑張りたい。楽な試合ではないと思うけど、しっかり自分がやるべきこと、準備したことを発揮したい」と意気込んだ。