【オリックス】泥沼の５年ぶり８連敗…２年目の有望株が５回途中で自己最悪６失点ＫＯ

５回、先発した斎藤響介の交代を告げベンチに戻る中嶋聡監督（カメラ・池内　雅彦）

◆パ・リーグ　日本ハム９―２オリックス（３１日・エスコン）

　オリックスが１９年以来５年ぶりの８連敗を喫した。

　先発の２年目右腕・斎藤は立ち上がりから苦しんだ。先頭の浅間、郡司に連打を許すと１死一、二塁からマルティネスに右翼線へ２点二塁打を浴びて先制点を献上。２、３回はスコアボードにゼロを刻んだが、４回に３本の長短打に四球が絡んで３点を失った。さらに５回にも郡司、清宮に左翼へ連続二塁打を食らって１点を追加された。５回途中９安打を浴び、自己ワーストの６失点で２敗目を喫した。

　打線は２点を追う３回に２死三塁から大里の左前適時打。西野も中前打で続いて同点機を演出したが、中川は中飛に倒れた。その後は得点圏に走者を進めながら、反撃は及ばなかった。昨季まで同僚だった左腕・山崎に６回まで１得点に封じられ、対戦成績は２戦２敗となった。

　今季ワースタイの借金９。リーグ３連覇中の猛牛軍団は１６日の西武戦（ベルーナＤ）を最後に白星から遠ざかる泥沼にはまっている。