浦和、ニューカッスルに１―４大敗 安部裕葵が加入１年で初出場、引退発表の興梠慎三は終盤プレー

◆Ｊリーグインターナショナルシリーズ２０２４　浦和―ニューカッスル（３１日・埼玉スタジアム）

　浦和はイングランド・プレミアリーグのニューカッスルと親善試合を行い、１―４で敗れた。

　開始３分、ＭＦウィロックの縦パスからスウェーデン代表ＦＷイサクに右足シュートで先制点を献上。浦和は同２３分にＦＷ松尾佑介の左クロスをＦＷ二田理央が左足のヒールで合わせ、ゴール右へ決めて同点に追い付いた。

　６分後にはＤＦ石原広教がペナルティーエリア内右で倒されてＰＫを獲得。主将ＭＦ伊藤敦樹が左へ蹴り込んだキックは相手ＧＫポープに防がれた。１―１の同４４分、自陣右のスローインから伊藤がウィロックにボールを奪われ、パスを受けたＦＷマーフィーに勝ち越し点を浴びた。

　後半開始から負傷明けのＦＷ中島翔哉、昨季加入後初出場のＧＫ吉田舜ら６人を入れ替え。だが、後半２分にマーフィーにカットインから左足シュートを決められて３失点目。同１３分にはＤＦホールが左足で放った強烈シュートがＤＦ佐藤瑶大の頭に当たってコースが変わり、ゴール右へ吸い込まれた。

　後半２５分には中島に代えてＦＷ本間至恩を投入。同３６分には今季限りの現役引退をこの日発表したＦＷ興梠慎三、昨夏加入後の負傷離脱から復帰して浦和デビューとなったＦＷ安部裕葵が途中出場した。興梠はクロスに飛び込むも得点には結びつかず、反撃のゴールは生まれなかった。