卓球 平野美宇が８強入り ３回戦でインドのバトラを破り準々決勝進出 五輪初白星の勢い持続…パリ五輪

平野美宇

◆パリ五輪第６日　▽卓球（３１日、パリ南アリーナ）

　女子シングルス３回戦が行われ、平野美宇（木下グループ）はマニカ・バトラ（インド）を４－１で破り、８強に進出した。第１ゲームを１１－６、第２ゲームを１１－９で連取、第３ゲームは１２－１４で落としたが、第４ゲームを１１－８、第５ゲームを１１－６でものにした。

　２９日の女子シングルス１回戦では、ピッコリン（イタリア）を４―０で快勝。シングルスでの五輪初白星を挙げると、３１日の２回戦では朱成竹（香港）にまたも４―０で勝利して勝ち上がった。

　東京五輪は団体で銀メダル。個人でのメダルを目指す平野が順調に駒を進めた。

　◆平野　美宇（ひらの・みう）２０００年４月１４日、静岡・沼津市生まれ。２４歳。山梨・田富町（現・中央市）で母・真理子さんが始めた教室で３歳から卓球を始める。１４年３月に伊藤との「みうみま」ペアでワールドツアー・ドイツオープン女子ダブルスＶ。１６年リオ五輪は補欠。同年Ｗ杯女子シングルス優勝。１７年全日本選手権同優勝。同年世界選手権銅メダル。２１年東京五輪女子団体銀メダル。１５７センチ。