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SランスMF中村敬斗、24歳初試合に「うれしい気持ちじゃない」中堅の自覚 町田の後輩DFと対戦も

スポーツ報知 / 2024年8月1日 0時14分

試合に勝ち場内を1周するスタッド・ランスの伊東純也と中村敬斗(右)(カメラ・今成 良輔)

◆親善試合 Sランス2―0町田(31日・町田GIONスタジアム)

 フランス1部SランスはJ1首位の町田と親善試合を行い、MF伊東純也(31)のアシストなどで2―0と勝利し、日本での親善試合3試合目で初勝利を挙げた。伊東は同じく先発した日本代表MF中村敬斗(24)と左右両サイドでチャンスに絡み、ともに後半24分までプレーした。Sランスは8月3日に神戸と対戦する。

 この試合で左MFを務めた中村は、町田の大卒ルーキーDF望月ヘンリー海輝とマッチアップ。前半18分には伊東のサイドチェンジを受け、望月に対してドリブルで仕掛け、切り返しからクロスに持ち込むなど好プレーを見せた。ふたりはともに三菱養和SC出身で、ユース時代は一緒に練習。その後、中村は高校2年生でG大阪でプロの世界へと飛び込み、さらに欧州の舞台へ。望月は国士舘大を経て、今季町田へ加入した。「楽しかったです。(望月は)めっちゃでかくなりましたよね。体も強くなったし、覚醒したなと」と192センチの大型サイドバックとして、J1首位に立つ町田で売り出し中の後輩との再会を喜んだ。

 7月28日には24歳の誕生日を迎えた中村。「もう24になっちゃったんだ、とあまりうれしい気持ちじゃないですね、正直」と、サッカー選手としては若手から中堅に差し掛かった自身を見つめた。フランス挑戦1年目の昨季は4ゴールだったが、今季は「個人として結果は出したいし、そこにフォーカスするのは大事ですけど、もっとチームのことを考えて、チームの勝利を追求していきたい」。昨季を上回る結果を見据え、フランス2年目でのブレイクを誓っていた。

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