平野美宇「ご飯を食べて、コンディション維持できている」インド選手倒し８強入り！…パリ五輪

◆パリ五輪第６日　▽卓球（３１日、パリ南アリーナ）

　女子シングルス３回戦が行われ、平野美宇（木下グループ）はマニカ・バトラ（インド）を４―１で破り、８強に進出した。第１ゲームを１１―６、第２ゲームを１１―９で連取、第３ゲームは１２―１４で落としたが、第４ゲームを１１―８、第５ゲームを１１―６でものにした。

　ラバーのバック面に粒高のラバーを貼った相手の球の変化を警戒し、意識して臨んだ。「特殊な戦型の選手だったので、そこに対応できるかがカギだった。最後勝ち切れて良かったです。（球の）質の変化に惑わされてしまうと、相手のペースになるので、そこに引っかからないようにしました」と納得の表情で振り返った。

　シングルス戦から８月５～６日から始まる団体戦まで長丁場の戦い。選手村でのコンディション調整の面でも意識を高く過ごしている。「自分の調子自体はいいので、コンディションを維持できている。できるだけご飯を食べて、やせないようにしています」と話した。

　８月１日の準々決勝は、第４シードの申裕斌（シン・ユビン）とリリー・チャン（米国）の勝者と当たる。「挑戦者の気持ちを忘れずに頑張りたい」と気持ちを高めた。