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橋本大輝は五輪連覇ならず 6位という結果も「堂々とやりきれた気持ち」全力を出し尽くして涙声…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月1日 3時35分

◆パリ五輪 第6日 ▽体操(31日、ベルシー・アリーナ)

 男子個人総合決勝が行われ、日本勢は21年東京に続く五輪連覇を狙った橋本大輝(セントラルスポーツ)は84・598点で6位。12年ロンドン、16年リオ五輪連覇の内村航平さん以来、史上5人目、日本人3人目の偉業達成はならなかった。それでも、岡慎之助(徳洲会)の金メダルが決まると、「新しい歴史が見られてぼくは幸せです」と頭をくしゃくしゃになでて、喜びを分かち合った。

 最初の床は14・633点と順調な滑り出しだったが、2種目目のあん馬で落下。12・966点に終わった。つり輪も13・400と得点を伸ばせなかった。跳馬が14・766点、平行棒は14。433点。5種目を終えた時点で70・198点だった橋本は最終種目の鉄棒が14・400点だった。

 5月に右手中指を負傷。公の場では気丈だったが、不安で押しつぶされそうだった。そして、7月には左肩にも違和感が出て、不安要素は重なっていった。「きょうは連覇するという意識はなくて、けがしてからここまで戻って、この舞台に立って演技することができて、堂々とやりきれた気持ちでいっぱいです」と涙声で振り返った。

 予選から橋本らしさは出し切れなかった。21年東京五輪を制した鉄棒ではまさかの予選落ち。他の演技も耐え抜く内容が続き、もがいた。種目別では一つも決勝に進めなかった。27日の男子団体決勝では大逆転金メダルを獲得したが、2冠ならず、メダルにも届かなかった。1人になると人目をはばからず号泣。テレビの前でも涙が止まらなかった。

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