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村尾三四郎「銀メダルでは終われない。4年後、この借りを返す」 28年ロサンゼルス五輪で雪辱誓う…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月1日 3時43分

メダルセレモニーで金メダルのラシャ・ベカウリ(ジョージア)からキスされる村尾三四郎(カメラ・小林 泰斗)

◆パリ五輪 第6日 ▽柔道(31日、シャンドマルス・アリーナ)

 【パリ(31日)=林直史】柔道男子90キロ級で初出場の村尾三四郎(23)=JESグループ=が銀メダルを獲得した。初戦から3試合を一本勝ちしたが、決勝で東京五輪覇者のラシャ・ベカウリ(ジョージア)に屈した。日本柔道男子は競技初日から5日連続のメダル獲得となった。

 村尾の競技後の一問一答は以下の通り。

 ―試合を終えて。

 「金メダルだけを目指していたので本当に悔しいですし、オリンピックという舞台で金メダルを取れなかった自分にがっかりしてます」

 ―技ありを先行してからの展開。

 「前回(昨年の世界選手権決勝)も同じような状況で少し止まってしまったので、今回動き続けようと意識はしていたんですけど、捕まってしまって、もう一度投げようという意識に変わりました」

 ―最後は際どい判定だった。

 「投げたっていう手応えはもちろんあったんですけど、余裕がないというか、本当ギリギリのところでやっていたので。そこで少し投げ急いだ、勝ち急いだのが敗因かなと思います」

 ―銀メダルを首にかけて。

 「本当に僕が柔道を5歳で始めて、そこから金メダル、オリンピックで優勝するっていうのを夢に掲げてずっとやってきたので。手の届くところで、つかめなかった。そこが本当に悔しいです」

 ―28年ロサンゼルス五輪への思い。

 「僕は本当に金メダルを取らないといけないと思っているので。銀メダルでは終われないので、4年後、またこの借りを返すために金メダルを取りたいなと思います」

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